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売茶翁と若冲 年齢を超えて響き合う粋人の魂

禅を説きながら茶を煎じて飲ませた売茶翁のもとには、多くの文人墨客が集まり、いつしか「売茶翁に一服接待されなければ一流の風流人とはいえぬ」とまで言われました。 なかでも、江戸時代の天才画家といわれる伊藤若冲(1716-1800)は、売茶翁の生き方に憧れ自ら「米斗翁」と名乗ったほどです。人物をあまり描かなかった若冲ですが売茶翁の像は数点描いています。 そのほか、売茶翁を敬愛し、肖像画を描いたのは池大雅、松平定信、田能村竹田、渡辺華山、谷文晃、富岡鉄斎など。この時代にこれほど多くの画家によって肖像画を描かれた人物は売茶翁のほかにはいません。 さらに特筆すべきは、京都宇治の永谷宗円(1681-1778)との出会いです。永谷宗円は、新芽を蒸して焙炉(ほいろ)上でもみながら乾燥させるという、現在の煎茶製法を創案した人物です。売茶翁は、1742年に宗円宅(現在の宇治田原町湯屋谷)を訪れ、宗円の煎茶に接し、素晴らしい味に大いに満足し、一泊して茶事を語り合ったと言われています。
  • 売茶翁偈語に画かれた
伊藤若冲筆 売茶翁図
    売茶翁偈語に画かれた
    伊藤若冲筆 売茶翁図
  • 永谷宗円の絵(個人蔵)
    永谷宗円の絵(個人蔵)

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