佐賀市松原4丁目6番18号
肥前通仙亭
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売茶翁生誕350年特別展 売茶翁と若冲 肥前通仙亭【サテライト館情報】
2025.09.11売茶翁生誕350年特別展「茶翁と若冲」開催
売茶翁と若冲の関連作品130点が並び、若冲の展覧会としては九州最大規模
第二会場・サテライト館として「肥前通仙亭」も売茶翁一色に。
NPO法人高遊外売茶翁顕彰会 川本 喜美子
元文元年(1736)売茶翁は京都鴨川の畔、第二橋に「通仙亭」を構えて僧侶でありながら売茶業を始めます。その行動は京の人々は衝撃を与えました。身分制度厳しい中に高僧から商人に転じ、人間は皆、平等と身を持って示したからです。伊藤若冲を始め錚々たる文人たちが売茶翁を中心に集まりネットワークが出来ました。
平成16年、佐賀出身、売茶翁を全国に発信しようと、有志が集まり、NPO法人高遊外売茶翁顕彰会が発足。売茶翁の偉業の顕彰を始めました。
全国に点在する売茶翁の情報を収集し、ネットワークを構築し、売茶翁が修業した黄檗宗大本山萬福寺・茶席を開いた臨済宗大本山東福寺・売茶翁と親交があった永谷宗円顕彰会等と交流を進めてきました。
学術的には美術史家の狩野博幸氏、大谷大学名誉教授ノーマン・ワデル氏、佐賀大学名誉教授井上敏幸氏、大阪国際大学教授村田隆志氏など、売茶翁研究家をお招きして、講演会を開催し売茶翁を発信してきました。
大きく飛躍したのは平成22年に佐賀市に肥前通仙亭が開館。拠点が出来ました。
平成28年には、売茶翁の直筆と若冲に描かれた肖像画が刻まれた「売茶翁顕彰碑」が肥前通仙亭前庭に建立。令和7年度には、売茶翁の叔父の関係で福島県三春町から「売茶翁が見たであろう」と、国の天然記念物「三春の滝桜」子孫樹が、肥前通仙亭と佐賀城公園に贈られ、植樹式もおこなった。更に近年ではメディア関係でも「売茶翁と若冲」の関係がドラマとして製作されるようになりました。
このように活動は大きく広がりました。
今年は顕彰会発足から20周年、肥前通仙亭開館から数えても15年の記念の年に、売茶翁生誕350年を記念して、「売茶翁と若冲展」が佐賀県立美術館で開催されます。売茶翁と若冲の関連作品が約130点、近年の若冲の展覧会としては九州最大規模となります。
肥前通仙亭も第二会場・サテライト館となりました。売茶翁の直筆展示や講演会、お茶会など、売茶翁一色となります。ぜひ、お出かけください。
通仙亭で前売り券も発売中です。
主催:売茶翁と若冲展実行委員会
「佐賀県・佐賀市・佐賀新聞・サガテレビ・NPO法人高遊外売茶翁顕彰会」
https://saga-museum.jp/museum/exhibition/limited/2025/06/004726.html
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高遊外売茶翁顕彰会












