売茶翁の祥月命日「売茶忌」を行いました。
「宝暦13年 翁年89歳。売茶翁は京都の幻幻庵で7月16日に示寂」と伝えられています。 がしかし終の棲家には議論もあるようです。売茶翁の法弟大典の漢詩には「売茶翁の遺骨は遺言により火葬した上で粉末となして鴨川に流したと言われ、売茶翁らしい葬儀である」と書き残しています。NPO法人高遊外売茶翁顕彰会では発足から毎年、売茶忌を龍津寺等で開催してきましたが、近年は有志が集い、肥前通仙亭で行っています。今年も参加者30名がお参りし、小城砥川、常福寺住職の法要の後に、座禅会が開かれ、お茶とお菓子をいただきながら、売茶翁を偲びました。